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冬のスキューバダイビング必須アイテムであるドライスーツを学ぶ

11月に入り気温がかなり寒い日が増えてきました。

そんな冬ですが、ダイビングで言うと海の中が綺麗になり、かなり面白いシーズンなんです♪

しかし寒さとの戦いもでてきます💦

最近の水温は20℃以上はあります。気温よりは高いのですが海から上がった後の陸上は身体が冷えてしまいます。

寒さから身を守るためにかかせないアイテム。それは、『ドライスーツ』という身体が濡れないスーツです!

水中を快適にストレスなく潜るには、ドライスーツのことをよく知っておくべきことがあるんです。

 

今回はそんなドライスーツ未経験の人や久々にドライスーツを着る人に起こしやすいトラブルや注意すべきポイントについて

東京にあるダイビングスクールレーブ新宿店のヒロシが紹介します!

 

ドライスーツについて学ぼう!

東京近海でのスキューバダイビングを楽しんでいく為にマスター必須となるのが

冒頭でも伝えている『ドライスーツ』の使い方をマスターすること!

ウエットスーツで潜ったことがある方は分かると思いますが、ウエットスーツに比べると…少し難しく感じる。

日本の冬の海は透明度も増して綺麗な海で潜ることができる最高なシーズンとなりますが、その景色を見るためには

マスターが必須条件となる。

 

2人の女性ダイバーがドライスーツを着て写真を撮っている様子  

 

ドライスーツで重要な注意点7選

では、まずドライスーツの着方をおさらいしよう!

そもそも服が濡れないドライスーツというものの中には、体温を逃がさないために暖かい服を着ます。

よくお家にある動きやすい服をインナーにする人もいますが、オススメはドライスーツ専用のインナーがあります!

専用というだけあって、保温力、汗をかいても蒸れにくい素材が使われています。

それらのインナーを着たうえで注意すべきポイントがあります。

 

≪注意点①≫インナー

①上着をズボンにインする

②ズボンを靴下にインする

この二つは絶対に守るべきポイントとなります!

 

ドライスーツの着方について詳しく書いているこちらのブログもチェックしてみて下さい👍

スキューバダイビングのドライスーツの中は何を着る?準備する物を紹介!!

 

≪注意点②≫サスペンダー

ダイバー仲間と楽しくおしゃべりをしながらドライスーツを着ていると、スーツの中でなんか違和感が…

ドライスーツには両肩にかけるためのサスペンダーがあるんですが、そのサスペンダーが中に入ったまま着てしまっている。

この失敗はドライスーツあるあるです!

着る前にサスペンダーが外に出ていることを確認してから着るようにしましょう♪

 

ダイビング用ドライスーツのサスペンダーを出している様子

 

≪注意点③≫リストシールの位置

手首部分を骨の上で留めるようにすること。

ドライスーツを着る際に、先ほどのサスペンダーを方に通して腕をスーツに通していくのですがこの時にも

注意が必要となります!

ドライスーツの手首部分を『リストシール』というのですが、身体部分に比べると手首と首の部分の素材は比較的弱いです。

自身の爪を立てたり、無理に引っ張ったりすると、亀裂が入ったり破けてしまったりするので丁寧に扱わなくてはなりません。

そして最終的な手首の位置も、本来は手首の骨のでっぱりよりも腕側まで引っ張り上げておかないとならないのです!

そうしないと、潜っている時に手首から水が入ってきてしまうことがあります💦

リストシールは丁寧に扱い。最後はしっかりと上まで上げてあげること。

これが注意するべきポイントとなります!

 

ダイビング用ドライスーツのリストシールの正しい手首の位置

 

≪注意点④≫ネックシールの折り方

これまた潜る前に忘れると大変なことになってしまうポイントです。

それは首から水の侵入を防ぐためのネックシールの折り方です!

ネックシールは内側に3~4cmほど内側に折り込むのが望ましいです。

これを折り込まなかったり、外側に折ってしまった場合には…

当然、ダイビング中にはどんどん入ってくる冷たい水。

身体が濡れないスーツのはずが服もびしょびしょになってしまいます💦

必ずダイビング前に、ネックシールは内側にしっかり折り込んでおくことと最終チェックはかかさずやるようにしましょう!

 

ダイビング用ドライスーツのネックシールを内側に折っている様子

 

≪注意点⑤≫潜る前に空気を抜こう

ウエットスーツとは異なり、スーツの中の圧力変化に対応するために空気を入れる必要があるドライスーツ。

ダイビングの直前にドライスーツ内の空気をできるだけ抜いておくことも重要なポイントです!

ネックシールを広げて座り、中の余分な空気を抜けばいいだけなのだが、これを忘れがちなダイバーも多くいます。

海に潜るのも潜りやすく楽になるので必ずやっておいた方がいいポイントです♪

首の部分のネックシールに指を入れて、ちょっと引っ張っておいてしゃがむと、スーツ内の空気が抜けていきます。

このひと手間をしていれば、スムーズな潜降ができるので大切なポイントです!

 

≪注意点⑥≫ファスナー

ドライスーツには完全防水とするため、背中に防水ファスナーがついています。

ポイントはこのファスナーをきっちりと閉めること!

ファスナーをきっちり最後まで閉めなかった場合は水没してしまいます💦

背中にファスナーがあるタイプは基本的にバディや周りにいる人に閉めてもらうことになります。

最後まで閉めてもらうようお願いをして、さらにファスナーを閉め終わった後、

自分でもファスナーのストラップを引っ張って、最終確認をしておくようにしましょう!

 

ダイバーがドライスーツの防水ファスナーを閉めている様子

ダイビング用ドライスーツの防水ファスナー

 

≪注意点⑦≫ドライホース

ドライスーツの着用がすべて完了し、いよいよ潜る準備としてダイビング器材を装着をしていきます!

ウエットスーツのときと同様で安全にダイビングを行うためのバディチェックをして行くのですが

ここで注意点があります。

それは、ドライスーツの空気を入れるバルブにホースを繋ぐことを忘れてしまう…

これを忘れてしまうと、水中でドライスーツに空気を入れることができず、身体が締め付けられてしまいます。

水中でホースをつけるのも一苦労な作業となるので、絶対に陸上でホースを繋いでいるかの確認をするようにしましょう!

 

ダイビング用ドライスーツの給気ボタンと中圧ホース

 

まとめ:ドライスーツの注意点を知って、ドライスーツマスターになろう♪

関東のダイビングスポットとして有名な伊豆、千葉、神奈川の海でダイビングをしようと思うと出番が多いドライスーツ。

海の中が格別綺麗になっていく冬のダイビングにはかかせない器材となります。

そんなドライスーツには、着方や操作方法なども正しく使うことができれば快適なものとなります。

快適なダイビングにしていけるよう注意点をしっかりと気をつけて安全にスキューバダイビングを楽しんでいきましょう♪

 

2人のダイバーがポーズをとって記念撮影をしている様子

 

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ダイビングツアーでの水中集合写真の様子

 

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