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ダイビングのナイトロックスとは?現役インストラクターが伝えるメリットとデメリットについて。

今現在、ダイビングをしている方であれば一度は耳にしたことがあるであろう

『エンリッチド・エア』と『ナイトロックス』

そもそも聞いたことがない方も、これからダイバーになろうとしている人も是非見ていただきたい内容です。

ここで一番伝えたいことは、ダイビングという遊びは楽しむことよりもまず第一に安全に遊ぶことが大前提となることです!

ナイトロックスを使うメリットは何?

使用することによって起こりうるリスクはあるのか?

ナイトロックスの気になる?を現役インストラクターである

ダイビングスクール レーブ新宿のヒロシインストラクターがお教えします!

では最後までお付き合いください。

 

ダイビングはなぜ水中で呼吸ができるの?

海の中で息継ぎすることなく遊ぶことができるダイビング。

エラ呼吸ではない私たち人間が水中で40~50分の間も呼吸を続けることができるのは、

地球上で吸っている「空気」が圧縮され、専用のシリンダー(タンク)に詰め込まれている。

それを背中に担ぎ専用の呼吸器である『レギュレーター』を使用することによって呼吸をすることが出来ています!

 

通常のタンクとは

通常ダイビングで使用するタンクの空気は、酸素21%と窒素約79%の混合気体です。

この空気に含まれている窒素という気体は、陸上で吸っている分には問題はないのですが

ダイビングの世界では水深深く潜ります。

そうするとダイバーの体には窒素が多く溜まっていってしまいます。

そこで起こりうる問題として上がるのは『窒素酔い』や『減圧症』と呼ばれる潜水障害が起こるリスクが高くなってしまいます。

私たちダイバーはこれらの障害が起こらないように十分と注意を払って活動をしていかないといけません!

 

ナイトロックスとは

ダイビングで使用するナイトロックスシリンダー
 
ダイビング用語で最近よく耳にする『ナイトロックス(NITROX)』とは、『エンリッチド・エア(Enriched Air)』
 
とも呼ばれており、簡単に言えば酸素濃度の高い空気のこと!!酸素含有率の高い混合ガスのことです。
 
・Air=(酸素含有率21%)
に対して、ナイトロックスなどは(酸素含有率32.34.36%)
 
となるものです。

ナイトロックスを使用するメリット

≪体内への残留窒素量が減る≫

そもそも僕たちダイバーが海の中など水中で吸っている空気というのは、圧縮された空気を吸うことになる。

ご存じの方もいるかと思うが、水中は水圧という圧力がかかり潜る水深が深くなればなるほど
 
空気中にある窒素が体に溶け込みやすくなってしまいます?

こうして体の中に溶け込んでしまった窒素はある程度の量であれば、ダイビングの浮上と共に深度を浅くしていくにつれて
 
体外へと排出されていきます。ゆっくりとしたスピードで排出していけば問題はないのですが、
 
体内に溶け込む窒素の量が飽和状態に達すると体にとっては様々なリスクが高まってしまうのですね?
 
ナイトロックスを使用することによって酸素分圧が増え、窒素分圧が減ることになるので、
 
体内に吸収される窒素は、通常の空気を呼吸するよりも減少するということになります!
 
つまりダイビング後の体内残留窒素の量は、空気を利用したときよりも減少するということに期待ができるんです!!
 

≪減圧症へのリスクを軽減≫

先ほど一つ目のメリットとして挙げていた体内残留窒素が減るというメリットですが、

これがナイトロックスを使用するダイバーにとって最大のメリットと考えられている

『減圧症』が発症しにくくなるということに繋がります!

ただし!ナイトロックスを使用するから長く潜れるという考え方ではなく、より安全に潜れるという考えのもと使用していきましょう!

 

≪窒素酔いにもなりにくい≫

一般的にダイビング中に水深30mを超えると窒素酔いのリスクが高まるといわれています?

窒素酔いとは、麻酔作用のある気体である窒素に酔ってしまうことです。

ナイトロックスは通常の空気よりも酸素濃度が高いものとなるので、窒素酔いにもなりにくくなるというわけです!

しかしながら、窒素酔いも普段から潜っている水深でも症状が出る人もいるのでその日の体調などにもきをつけて

ダイビングを行いましょう!またなりやすい人やなりにくい人など、個人差があるので気をつけないといけないですね。

 

≪ダイビング後の疲れが少なくなる!?≫

ダイビングをすることによって体に溜まっていく窒素。

ナイトロックスを使用することによる効果として

ダイビングの終了後に感じていた疲労感が少なくなった!!などと口にしているダイバーさんが多くいます!

それとダイビング後の運転です。

通常の空気を使ってのダイビング後は、疲労からか眠気を催すことがあり車の運転が辛く感じることもあったが

ナイトロックスを使用したことによって、ダイビング後の運転が気持ち楽になったという説もあります!

医学的な根拠はないですが、酸素分圧の高いガスを吸ったことで体が活性化しているのかもしれないですね。

 

ナイトロックスを使用するデメリット

≪潜ることができる水深が浅くなってしまう≫

ナイトロックスを使用することによって得られる最大のメリットは、『減圧症』の予防でした!

ですが、注意しないといけないのが『酸素中毒』です?

つまり潜る水深の管理がとても重要になってきます!

MOD(最大活動水深)というものがあります。

使用する酸素濃度が(32.34.36%)とある中で、使用する酸素濃度に応じて

潜ることができる最大水深を知って、それ以上は深く潜らないように管理していく必要があります!

 

≪通常の空気に比べると高価になる≫

現在のダイビング業界において、ナイトロックスの普及率に関して海外は主流となっています。

ナイトロックスが日本に導入されたのは1998年のこと。

減圧症の発症リスクを軽減するメリットがあるということもありダイバーであればどんどん使用していきたいところではあるが

日本国内では通常の空気タンクに比べて値段が高いことがデメリットとして考えられます?

 

≪特別な講習を受ける必要がある≫

ダイビングライセンスには様々な指導団体が存在しますが、特殊な気体を使用するにあたって

専門的な知識や安全管理を知る必要があります!

その為にはナイトロックスの講習を受講する必要があります。

ただし近年は、日本の様々なダイビングスポットにも普及してきているので確実にナイトロックスが身近なものに

なってきています!

 

ナイトロックの取得方法

・学科講習

誰でもナイトロックスを使用できるわけではありません。

上記でもお伝えしましたナイトロックスを使用することにおいてのメリット・デメリットや

専門的な知識などを学科講習にて学びます。

そしてダイビングの安全管理において重要なダイブコンピューターの設定の仕方なども

知って設定をできるようにしておかなければなりません。

 

 

・海洋実習

学科講習で使用法や安全面の知識をつけたうえで、海洋実習にて

実際にナイトロックスを使用したダイビングを海で実践します!

潜っている水深や時間なども自分自身でしっかりと管理していきましょう!

 

ナイトロックが認定されると、このカードが届きます!!

海に行く時は必ず持って行ってくださいね!!

 

まとめ

減圧症リスクの軽減だけではなく、ダイバーにとっては様々なメリットがある『ナイトロックス(NITROX)』

海外ではもちろんだが、日本でもぐんぐん広まっているダイバーの強い味方。

下記のダイバーには特にオススメしてます!

・1日に複数回潜る方

・翌日に飛行機に乗る方

・中高年の方

・最近体脂肪率が気になっている方

・水中で写真を撮りまくるカメラダイバー

特別な空間で行うダイビングだからこそ、楽しむ前に安全第一です!

みんなでより安全なダイビングLIFEにしていきましょう!

 

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