幻想的な夜の海。ナイトダイビングの魅力と注意点を徹底解説。
ダイビングスクールレーブ新宿のヒロシです!
皆さんは2025年に新しく始めたいことや目標はありますか?
まだ決まっていない方は、是非スキューバダイビングを始めてみましょう!
僕も趣味として始めたスキューバダイビングには様々な魅力があり、遊び方も多くあるんです。
様々な魅力があるダイビングですが、実はお昼間だけではなく、夜の海へと潜ることもできるんです!
今回のブログは、そんなナイトダイビングの魅力と日中とは異なる環境での注意点をご紹介させていただきます♪
ナイトダイビングって何?
ナイトダイビングとは、その名の通り夜の海を潜ることをナイトダイビングと呼びます!
日没時に海の中へと入っていくので、基本的には海の中は真っ暗な世界となります。
そのため、安全に潜るための知識やダイビングスキルが必要です。
ナイトダイビングを安全に楽しんでいく為のためのライセンスや講習を受講することもできます!
例えば、ナイトダイビングならではのハンドシグナル(合図)や、水中ライトの使い方などを学ぶことができ、
しっかり講習を受ければダイビングを始めたての方でも安心して楽しむことができます✨
ナイトダイビングの魅力とは
ナイトダイビングには昼間のダイビングにはない魅力的な水中世界が待っています♪
そんなナイトダイビングの魅力について紹介いたします!
≪生き物たちの眠っている可愛い姿が見られる≫
普段は昼間活動的に泳ぎ回っている可愛い魚たちが夜の海で寝ている姿を見ることができます。
夜寝ている魚たちの場合は、その寝ている姿をすぐ近くで観察することができるんです!
ダイビング中によく見かけるブダイという魚は昼は活発に動き回っているんですが、夜になると岩の陰などに身を潜めて寝ています。
ブダイは自分の周りに透明な粘膜を作って寝ていることもあるといいます!
夜の海で寝ている姿を見れる種類の紹介をします♪
≪夜だけ見られる夜行性の生き物たち≫
海で生活をしている生き物の中には昼間に活発に行動するものと、夜になると動き出す夜行性のものが生息しています!
例えばエビやカニなどの甲殻類が夜行性の代表格と言われています。
夜の海に潜ると、昼間には岩陰に隠れて潜んでいる甲殻類が動き回っている姿を見ることができるんですよ♪
≪夜の海でだけ見ることのできる神秘≫
海の中の景色というだけでも感動をするのに、夜の海はさらに神秘的な世界を見せてくれます!
それは、珊瑚(サンゴ)の産卵です♪
珊瑚は夜になると活発に活動すると言われています。
珊瑚の産卵シーズンには、身体から卵を生み出すところを観察することまでできるんです!
沖縄の海だと珊瑚の産卵シーズンは6月頃だと言われているので、その時期に行くと運がよければ見ることができますよ!
≪ダイバーの特権である夜光虫≫
夜のダイビングでは『夜光虫』という暗い海に青く光り輝く景色を見ることができるんです!
その夜光虫とは、植物性のプランクトンの一種で『ノクチルカ』というものです。
ナイトダイビングの際に、海の中で手を仰いでみたりバサバサと動かしてみると、目の前が青白く輝き、幻想的な世界を見せてくれます。
その姿はまるでリアルティンカーベル✨
夜光虫を見ることができる時期は、プランクトンが増え始める3月~5月頃がオススメです♪
ナイトダイビングに必要な道具(ダイビング器材)
普段のダイビングで使用する器材はもちろん必要です。
それにプラスして、ナイトダイビングの場合に必要なものがあります!
まずは『水中ライト』ナイトダイビングで使用するライトには、比較的光量が大きいものが良いです!
器材の組み立て(セッティング)や海へと入っていく際に足元を照らしたりするのにも便利なので必須のアイテムとなります!
小型ライトは、寝ている魚に強い光を当てたくないときに使用したり、メインのライトの電池が急になくなってしまった時や
壊れて使えなくなってしまったとの予備のライトとして持っておくと尚よしですね。
また、ガイドやバディの目印としてケミカルライトなどが使用されることもあるのでナイトダイビングの時は
必ず用意しておくようにしましょう!
ナイトダイビングの注意点
周囲が明るい時間に潜る日中のダイビングとは異なる環境ともなるので、注意することも変わってきます。
ナイトダイビング特有の注意点をご紹介します!
≪念入りな打ち合わせをしておくこと≫
スキューバダイビングは基本的にチームやバディと潜ります。
ナイトダイビングも同じですが、日中の海よりも暗い海ともなるのではぐれないように注意しましょう!
そして、水中でのコミュニケーションの取り方や、合図の出し方もあらかじめ陸での打ち合わせをしっかりと行っておくことが
トラブルを防ぐために大切なこととなります。お互いをライトの光で確認しあい、光の届く範囲で行動するようにしましょう。
はぐれた場合も慌てず、事前の打ち合わせ通りに行動します。もしパートナーが見つからなかったら慌てずに対処をし、
団体行動を乱さないようにしていくことです!
≪ライトの光を人に向けない≫
ナイトダイビング中のライトの使用法にはいくつか注意点があります。
まずは人に向けてライトを照らしてはいけません!
人の目に向かってライトを当ててしまうと、その眩しさにびっくりしてしまい、パニックになってしまう可能性があります!
もしも目に光を当ててしまうと目が光に慣れていないので、しばらくの間視野が確保できなくなることもあります。
その他には、海の中では水平方向にライトを照らすのも禁止とされています。
理由はダツという魚がいた場合、光に向かって突進してくる習性を持っているので思わぬ怪我をしてしまう可能性があるからです。
そして、ライトは海に潜る前から点灯しておくようにしましょう!
光ってさえいれば、真っ暗な海にライトを落としてしまっても見つけやすくなります。
≪ライトの充電を確認しておくこと≫
ナイトダイビングではライトの明かりが絶対に必要です。
一緒に行動しているメンバーの位置や人数の確認なども、お互いのライトの明かりで確認をします!
そして進むべき方向をライトで照らしながら進んでいくことになるので、ライトが電池切れで使えなくなるということがないように、
あらかじめ電池を新しいものに変えておくことや、充電式の場合はフル充電になっているかの確認も必ずしておくようにしましょう!
また壊れたりなくしてしまった時の対処法として、予備のライトを携帯しておくなど万が一の対策も大切です。
こんなナイトダイビングもあるよ!
≪クリスマスナイト≫
レーブでは12月のクリスマスシーズンに『クリスマスナイトダイビング』のイベントを開催しました!
海の中にクリスマスツリーを沈めて、みんなでそのツリーを探しにいくという企画です。
ツリーには100本以上のカラフルなケミカルライトを装飾しているので、巨大なツリーが海の中でキラキラと光っていて
とても幻想的なダイビングとなりました✨
海の中で光り輝くクリスマスツリーを見ることができるのはダイバーならではのクリスマス体験ですよね♪
まとめ:普段と違った景色を観にいこう♪
いろんな遊び方があるスキューバダイビングの世界ですが、知れば知るほど楽しくなっていくものです!
今回ご紹介したナイトダイビングには昼間のダイビングにはない魅力が詰まっています。
珊瑚の産卵、夜光虫が幻想的に光り輝く姿、満点の星空など。
しかし、楽しむ前には安全が一番大切です。
事前準備や知識をしっかりとつけた状態で新しい遊び方のナイトダイビングを楽しんでいきましょう♪
経験を重ねていろんなダイビングに挑戦しよう♪
経験本数や、ライセンス毎にツアーが開催されるので、自分にあったツアーにご参加いただけます!
東京からの日帰りツアーでは【神奈川県、千葉県、静岡県など】
様々な場所へと行っています🐠✨
そして、沖縄や海外の海へのリゾートツアーも開催しています♪