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春のダイビングで起こること。楽しみ方と注意することとは。

こんにちは!

ダイビングスクールレーブ東京/新宿のヒロシです。

 

新年度が始まり、電車に乗っているとスーツを着た新社会人の方々をたくさん見かけます!

気温も暖かくなり、桜も咲き出すと春を感じますね🌸

この時期はというと新しいことを始めたくなることもあり、レーブにも多くのダイバー志願者が続々と来てくれています✨

 

そんな春のスキューバダイビングですが、春の海特有の現象が起こると…

ダイバーの方の中にはご存じの方もいらっしゃると思いますが、始めたての方や

これから始める方にご紹介したい海の豆知識とその原因や注意点を書いていきます!

ぜひとも最後まで読んでいってください♪

 

ダイバーの集合写真

 

海の世界にも四季がある。春濁りとは?

日中の天気が良いとかなり気温も暖かくなり、外にお出かけをしたくなる時期ですね。

日常生活を送っていると感じる春模様ですが、我々ダイバーが潜る海の世界にも春の訪れを感じる現象があるんです。

それが『春濁り』という現象です。

その名の通り海の中の視界が悪くなり濁るんです!!

嫌だ!というダイバーも多いと思いますが、これが自然なんです。

春濁りがないといけない理由もあれば、原因もあります!

では理由はなんなのか?見ていきましょう。

 

ダイバーが潜降をしている様子

 

春濁りの原因とは

その年によっては春濁りが来ない年もあるのですが、来るときはきてしまうもの。

スキューバダイビングにおける春濁りとは、春の日差しや水温の上昇によって生き物の栄養源ともなる、植物プランクトンが増殖し、海の綺麗さである透明度や透視度というものが著しく下がってしまう現象です。

 

おもに3月~6月に発生することが多く、一般的には3月中旬ごろから4月中が春濁りのシーズンとされています。

さらに、春は大陸から黄砂が日本に飛来するシーズンでもあります!

この黄砂が日本の陸地を超えて太平洋に降り注ぐ。黄砂には砂漠のミネラルが豊富に含まれており、

そのミネラルが海の栄養分となり、植物性プランクトンの繁殖を下支えしているとも言われています。

 

春濁りの特徴とは

・海の色が青色ではなく、緑色っぽくなってしまう。

・浮遊物が多く、濁って見える。

・春濁りが凄い時には、視界がわずか数メートルとなることもある。

 

【豊かな海でいるために】

植物性プランクトンとは、海の生き物たちが育つためには必要な存在です。

植物性プランクトンを動物性プランクトンが食べて、その動物性プランクトンを小魚が食べる。

そしてその小魚を大きい魚が食べてという食物連鎖が行われているんです!

春濁りがあるからこそ、僕たちダイバーが海でカラフルな生き物や迫力満点の魚群を見ることができるんです。

 

ダイビング中に見ることのできるクダゴンベ

春濁りの楽しみ方とは

海が濁るというと、どうしてもネガティブなイメージを持たれがちな春濁りですが、ならではの楽しみ方があったりします。

春ならではの楽しみ方をご紹介します。

 

【小さい生き物を探す】

ダイビングの世界では、マクロ生物という小さい生き物たちの観察も醍醐味のひとつなんです。

海の宝石とも言われているウミウシを探したり、小さい生物を探すには絶好の季節なんです!

そしてこの時期には、小指の先ほどのカエルアンコウの幼魚など、様々な稚魚・幼魚と出会うチャンスでもあるんです!

なんといっても人気なのが、ダンゴウオの幼魚。

僕らが潜りに行っている神奈川県三浦の城ヶ島では、体長5mm程度と小さく、目のまわりから頭にかけて『天使の輪』

と呼ばれる模様があるダンゴウオを見ることができるんです。

この模様は生後1カ月程度で消えてしまうようなので、見られるのはこの時期だけ!

 

ダイビング中に見ることのできるダンゴウオ

 

【生き物たちの様々な生態シーンを観察】

栄養分が豊富な春の海は、生き物たちにとっては恰好の繁殖シーズンとなります。

交尾・産卵・ふ化など、さまざまな神秘的なシーンを観察することができるのも春の特権です!

そして、春~夏にかけては、アオリイカの繁殖シーンもダイバーの中では有名です。

 

ダイビング中に見ることのできるウミウシ

 

【ダイビングのスキルを磨こう】

春濁りで透視度が下がる春の海ですが、夏に向けてのダイビングトレーニングには最適の時期です。

海までのアクセスも夏に比べてスムーズで、海も混んでいないため、快適&効率的に楽しめるというメリットもあるんです!

春にしっかりと潜ってダイビングのスキルを上達させ、夏~秋のベストシーズンの海で思いっきりダイビングを楽しむ準備をしていきましょう!

 

春濁りの注意点

春濁りが凄い時には、水中の視界がわずか数メートルということもあります。

安全にダイビングを楽しむためにも注意してダイビングをしていきましょう。

 

【はぐれないように注意する】

透明度の悪い海の中でまず注意をしなければならないこととは、インストラクターやバディとはぐれないことです!

水中で生き物や水中撮影に集中していると、はぐれてしまう可能性があります。

透明度のいい海なら多少離れてもすぐに見つけられますが、透明度の悪い海では、少し離れると見えなくなってしまう危険性があります。

ダイビング中は、常にインストラクターやバディが見える範囲で行動するようにしましょう。

あと大事なことは、はぐれた時の対処法を必ず把握して潜ることが大切です!

 

【浮力のコントロールをできるようにしておく】

ダイビングの基本でもある浮力コントロールをしっかりとして泳がないと、海底の砂を巻き上げるなどして

自分自身でさらに透明度を悪くしてしまうことがあります。

透明度のよい海に比べて、自分が泳いでいる位置の感覚をつかむのに苦労はしますが、水底に接触しないように

中性浮力をキープして泳ぐ練習をしておきましょう。

 

【水中ライトを携帯すること】

透明度の悪い海の中では、水中ライトがあると自分の位置が目立ちます。

生きものを観察する時には使うライトですが、透明度の悪い海でもライトの光はよく通るので、

はぐれない為にもライトを携帯して潜ることをオススメします!

あとは潜る前に充電があるかの確認もしっかりと行うようにしましょう。

 

まとめ:春濁りを知って、安全に四季を感じていきましょう。

僕らが暮らす日本には四季があり、それぞれの時期の良さがあります。

それは海の中も同じで、いろんな景観を楽しむことができます!

しかし、それぞれの時期には注意点があります。

その時期の楽しみ方や注意点をしっかりと理解をして、安全第一で楽しんでいきましょう。

 

 

 

経験を重ねていろんなダイビングを楽しんでいきましょう♪

ダイビングスクール レーブ新宿では、定期的にファンダイビングツアーを随時開催しております♪

経験本数や、ライセンス毎にツアーが開催されるので、自分にあったツアーにご参加いただけます!

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ダイビングツアーでの水中集合写真の様子

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