海を守るためにダイバーが心掛けること！！

こんにちは！

ダイビングスクールレーブ東京/新宿のヒロシです。

 

2025年もゴールデンウィークもスタートし、帰省される方や家族で旅行に行かれるなど様々な過ごし方がありますが、いかがお過ごしですか？

僕はスキューバダイビングにたくさん行く予定です♪

 

僕たちダイバーが潜る海ですが、少しづつ水温が上がってきています。

近年は平均して、水温の上昇が見受けられています。

水温が上がると海にも様々な影響が出てきます。

 

今日はそんな海水温の上昇で起こる影響や僕たちダイバーが少しでも海を守るための行動について書いていきます！

ぜひとも最後まで読んでいってください♪

 

大切な海やサンゴを守るためには

サンゴと聞くと、沖縄などの島でカラフルで綺麗なお魚たちとの風景を想像しますよね。

そのダイバーにとっても大切な存在であるサンゴたちが地球温暖化や海水温の上昇に伴って『白化現象』という現象が起こっています。

そしてこの白化現象は、沖縄などの海だけではなく九州や四国、そして僕たちがメインで潜っている関東地方でも問題視されています。

 

【サンゴとは】

海の中に生息している綺麗なサンゴたちには、約800種類のサンゴが生存していると言われています。

その中には、『ハードコーラル』と『ソフトコーラル』に分類されます。

 

今起きていること

今の伊豆半島で潜っていると、昔には見ることのできなかった南方系の魚たちを見ることができています。

数年前までは夏だけに見ることができていた生き物も海水温の上昇の影響もあって変わってきてしまっています。

そういった影響で、サンゴたちに白化現象という現象が問題視されています。

白化現象とは、サンゴが栄養不足で白く衰退し、やがては死んでしまうこと。

 

サンゴが死んでしまうとしまうと海の生態系が崩れてしまいます。そうなれば、僕たちが普段食べている魚やダイビングで見ることができる生き物たちが減ってしますことに繋がってしまいます。

 

この問題は日本の海だけではなく、世界中の海で起こっています。

原因は様々と言われていますが、海水温の上昇やごみによる汚染。人がたくさん海に入って壊してしまうことなどが考えられます。

素敵な水中景色を楽しんでいく為にも、守ることを考えなくてはいけないのです。

 

ダイバーができること

人間が海に入るということは、普段行かない場所での活動となります。

生活の中やダイビング活動においても気をつけると少しでも環境を守ることの力となるんです。

どんな方法があるのか見ていきましょう！

 

【ダイビングスキルを身に着けること】

海にお邪魔するダイバーはスキルを身に着けることが大切です。

それは、サンゴを傷つけないスキルを身につけること。

海の中では、浮力コントロールが上手くできていないと、足ヒレであるフィンで直接サンゴにダメージを与えてしまう原因になってしまうことがあります。

しっかりと中性浮力をとれるようになるために練習を重ねていくことが重要です。

 

【プラスチックのゴミを減らす努力をする】

環境保全の面で、問題となっているプラスチックゴミ。

プラスチックは有害化学物質を吸着する性質があり、それを食べたサンゴやウミガメなどの生き物が誤って食べてしまうと

かなりの悪影響を与えてしまいます。

よく無人島の浜辺に転がっているペットボトルなどを見ると、相当な数のペットボトルが海に流れているんだなと思ってしまいます。

海にゴミを捨てることがないように必ず持ち帰るなど徹底していきましょう。

 

【ビーチクリーンの意識を持つようにしよう】

ダイビング中にゴミを見つけたら拾って持ち帰ることも僕たちダイバーが出来ることのひとつです。

空き缶や釣り糸、ペットボトルなどいろんなゴミが落ちています。

ダイビング器材の中にはゴミ拾い用のバックもあります。

それに入れて持ち帰ることもできるんです！

レーブではビーチクリーンという海のお掃除イベントを開催したりもしています。

海に潜ることができる以上、その海を綺麗に保っていきたいですね。

 

【サンゴに優しい日焼け止めを使おう】

日焼け止めに関しても最近では飲むタイプのものも増えてきています。

海や地球にも優しい日焼け止めを使用するのは、日ごろのダイビングで心がけることができるので

始めやすいです！

豊かな海を守るためにもダイバー皆で協力していきましょう！

 

【海に影響の少ない洗剤やシャンプーを使おう】

ダイビングをする場所では、基本的に外でシャワーを使うことも多いです。

そんな時に、排水整備がしっかりされておらずそのまま海に流れ出てしまうこともあるんです。

ダイビング器材を洗うときは真水を使って、どうしても洗剤やシャンプーを使用する場合は界面活性剤が少ないものや

海に優しい成分と言われているシャンプーなどを使うようにしましょう！

 

 

まとめ：みんなで大切な海を守っていこう♪

地球そのものの影響や僕たち人間が起こす影響などによって、海の世界が変わりつつあります。

綺麗な海やサンゴ、カラフルな生き物たちを守っていく為にもできることはあります。

海に潜るダイバーとして、自分自身のダイビングスキルを見直すこと。

あとは海に流れてしまう悪影響があるものを出さないことも僕たちにできる第一歩となります！

この先も楽しいダイビングを続けていくことができるようにみんなで力を合わせていきましょう！

 

経験を重ねていろんなダイビングを楽しんでいこう♪