中級ダイバーへの第一歩!水中で使うコンパスの基本を知ろう?
みなさんこんにちは!ダイビングショップ/レーブ新宿店のさくらです?
休日限定で職業勇者になります?
こどものころからゲームが大好きで、夜も両親に見つからないように布団の中でこっそりゲーム機を開くのです。
ゲーム機の起動音や操作音をいかに鳴らさずゲームするのかが重要です。
このブログを見ている方もそんな記憶があったりするのでしょうか?
昔の2Dゲームに比べ最近の3Dゲームでは「マップ」を見る機会が多いと思います。
自分で自由に動き回れる分、「今、自分はどこにいる?」と確認することが増えましたね。
実はこれ、ダイビングも少し似ています。
水中では陸上のような目印がなく、方向感覚も分かりにくくなります。
そんな時に使用するのが「コンパス」です!
今回は中級ライセンス講習の前半に行われるコンパスナビゲーションのご説明をします!
お時間ありましたら最後までご連絡ください♪
そもそもダイビングでコンパスを使うのはなぜ?
水中に入ると、陸上とは違って目印になるものが少なくなります。
特に、透明度が低い場所や地形が複雑なポイントでは、周囲の景色だけを頼りにしていると方向感覚を失ってしまうことがあります。
そこで役立つのがコンパスです!
コンパスを使用することで、自分がどの方向へ進んでいるのか、どの方向から来たのかを確認することができます。
もちろん、ダイビングではコンパスだけを見て泳ぐのではありません。
残圧や深度、ダイブコンピューター、バディとの位置関係、周囲の環境など、さまざまな情報を確認しながら安全に潜ることが大切です。
その中のひとつとして、コンパスを使った方向確認を身につけておくと、水中での行動の幅が広がります✨
コンパスにはどんな種類・見方がある?
コンパスは、陸上で使う方位磁針と同じように、北の方向を基準として水中で自分が進む方向を確認するための器材です。
ダイビング用のコンパスには、モデルによってさまざまな形があります。
各名称についてご説明していきます!
トップリーディング
トップリーディングは、コンパスを上から見て方位を読み取るタイプです。
コンパスを手元に持ち、文字盤を上から確認しながら、進みたい方向とコンパスの目盛りを合わせて使用します。
ただし、コンパスを傾けすぎると内部の磁針が正常に動きにくくなる場合があります。
そのため、使用するときはできるだけコンパスを水平に保つことがポイントです。

サイドリーディング
サイドリーディングは、コンパスを正面から見たときに、側面にある窓などから方位を読み取るタイプです。
腕を前に伸ばした状態でも、進行方向を確認しながら方位を読み取れるようになっています。
コンパスによって表示方法や目盛りの位置が異なるため、実際に使用する器材で「どこを見ればいいのか」を事前に確認しておくことが大切です。
どちらのタイプでも共通して重要なのは、「コンパスを正しく持ち、進みたい方向を正確に合わせること」です。

インデックスマーク
コンパスには、方向を合わせるための「インデックスマーク」と呼ばれる目印があります。
簡単にいうと、「この方向に進みたい!」という基準を合わせるための目印です。
コンパスには360°の目盛りがあり、北を0°または360°として、東が90°、南が180°、西が270°というように方向を表します。
例えば、進みたい方向が90°だった場合は、コンパスの目盛りを確認して90°の方向を基準にします。
「なんとなく右!」ではなく、「90°の方向へ進む」というように数字で方向を把握できるのが、コンパスを使う大きなメリットです。

ラバーライン
コンパスを使うときに、もうひとつ覚えておきたいのが「ラバーライン」です。
お写真でいう赤い線です!
ラバーラインは、コンパス上で自分が進みたい方向を示すためのラインとして使用します。
コンパスを正しく持った状態でラバーラインを進行方向に合わせることで、「自分はどちらへ進めばいいのか」を確認しながら泳ぐことができます。

実際にコンパスを使ってみよう!
中級ライセンスの講習では、実際にコンパスを使って水中を移動する練習を行います。
その中でも基本となるのが、
「決めた方向へ真っ直ぐ進む」という練習です。
例えば、最初にコンパスを使って進む方向を決めます。
その方向にコンパスを合わせたら、コンパスを確認しながら一定の方向へ泳いでいきます。
ここで大切なのは、コンパスだけを見続けないこと。
コンパスを確認したら前方を確認し、周囲の状況やバディとの位置関係も確認します。
水中では流れやキックの左右差などによって、知らないうちに進行方向がずれてしまうことがあります。
そのため、「コンパスを見る→前を見る→周囲を確認する」という動作を繰り返しながら進むことが大切です?
コンパスで「四角形」を描いてみる!
中級ライセンスでは、コンパスを使って四角形を描くように泳ぐ練習も行います。
例えば、最初に進行方向を決めて一定距離を泳ぎます。
その後、方向を90°変更して、同じように一定距離を進みます。
さらに90°方向を変えて進み、もう一度90°方向を変えて進むことで、最初の場所へ戻ることを目指します。
イメージとしては、
① 真っ直ぐ進む
↓
② 90°方向を変える
↓
③ 真っ直ぐ進む
↓
④ 90°方向を変える
↓
⑤ 真っ直ぐ進む
↓
⑥ 90°方向を変える
↓
⑦ 最初の方向へ戻る
という流れです。
これを正確に行うためには、最初の方向をしっかり確認することが重要です。
例えば最初が0°だった場合、90°、180°、270°と方向を変えていきます。
数字で考えると少し難しく感じるかもしれませんが、実際に水中でコンパスを使ってみると、「なるほど!」と感覚をつかめる方も多いです?
⚠コンパスを使うときのポイント
コンパスを使うときには、いくつか注意したいポイントがあります。
①コンパスを水平にする
コンパスは、基本的に水平に近い状態で使用します。
大きく傾けてしまうと、磁針がスムーズに動かず、正確な方向を確認しにくくなる場合があります。
②コンパスだけを見続けない
コンパスに集中しすぎると、前方のダイバーや障害物などを見落としてしまう可能性があります。
方向確認と周囲の確認をバランスよく行うことが大切です。
③進行方向を決めてから泳ぐ
泳ぎながら「こっちかな?」と方向を決めるのではなく、まずコンパスで方向を確認してから進みます。
「方向を決める→合わせる→進む」という順番を意識してみましょう。
④バディとの位置関係も確認する
コンパスを使用していると、つい自分の方向だけに集中してしまいます。
ダイビングはバディと一緒に行うものなので、コンパスを確認しながらも、バディが近くにいるかを定期的に確認しましょう♪
コンパスが使えるとダイビングがもっと楽しくなる
コンパスは、単純に「迷子にならないための道具」というだけではありません。
自分で進む方向を考え、実際にその方向へ移動できるようになると、ダイビングの楽しみ方も少しずつ変わってきます。
もちろん、実際のダイビングではコンパスだけに頼るのではなく、インストラクターやバディと協力しながら安全に潜ることが大切です。
最初はコンパスの数字や目盛りを見るだけでも「難しそう……」と感じるかもしれません。
ですが、講習で実際に触って、真っ直ぐ泳いだり、四角形を描いたりして練習していくことで、少しずつ使い方が身についていきます?
「コンパスを持っている」から「コンパスを使える」へ。
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